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大嫌いな君~心に刺さる~

思い出

大嫌いだって、叫ばれた。
世界で一番大嫌いだって。

ごめんね。
好きになって。
ごめんね。
君を愛しきれなくて。
ごめんね。
本当に、君を……大切に思っていたよ。
でも……。

その時、真っ青な空から、雪が降っていたのを覚えている。
こいうのって、風花って言うんだ。
前に君がそう言ったのを思い出した。

「ごめんね。」

そう言うと、君は少しだけ怒って、俺を殴って、そして……。

「もう、知らない。」

その言葉だけを残して、去っていってしまった。

ごめんね。
君が嫌いだったわけじゃない。
ごめんね。
君以外を愛したわけじゃない。
ごめんね。
俺は……。
もう……。

孤独を愛してしまった。
孤独にしか生きられなくなってしまった。

俺は……後戻りできない場所に居たんだ。




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