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前略 父上様 母上様

はじめまして

一年生……入寮日①


僕は疲れています。このまま…ずぅ~とこの緩やかな坂道が始まって…一時間はかかっています。

おかしい!僕の後ろにいた生徒達がどちらに?僕は…兄上に恨み言をイイたい気分です。


うーん門前まで一周グルリと回って…やっとのことで門前までたどり着いて…周りを見ると…あんなに誰も居なかったのに…うーん……これはイリュージョンか?うーん……マジックか?…うーん……ドッキリか?なぜ??????


まぁいいか!それよりも兄上を探さないと…早く見つけなかったら…拗ねられると厄介だからなぁ~!?


門前で5分位待ってたら…僕の下の方から「ちょっと(怒)僕を無視しないでよ~!」と声が聞こえてきました。

僕は疲れ果てボ~としていたら…服を引っ張って「聞こえてるよね~!」と(怒)た顔を振り乱して…僕を見ると…「ついて来な!それから…僕は生徒会の書記補佐している和泉小五郎(いずみしょうごろう)だよ!」と言ってるようだったが…僕はまたボ~と彼を見てしまっていた。


だってアニメから抜け出してきました振りの…小さな体で黒縁メガネに…まるで名探偵コ○ンの容姿にそっくりだったから…


「またボ~と(怒)してたら…今度こそ置いていくからな!」と言われ…そこで『兄上~(泣)…!兄上~!』と言ってしまいました。


そんなこんなしていたらいつの間にか門の中にいて…そこから30分位歩き…気付いたら大きなドアの前にいて…ノックの後「失礼します。」とドア開けようとしていたら…ガタガタガタッと…何やらおかしな物音がした直後中からドア開きました。


「ゆぅちゃ~ん!会いたかったよ~ん!」と飛んで来たので…咄嗟に避けてしまいました。「ゆぅちゃ~んのイケズゥ~!久しぶりなんだから!」と言われても…僕は疲れ果ていたし…迎えに来なかった事を許したわけではないので…


『確か門前で待ってると兄上がおっしゃいました。違いますか?』と怒気を孕んで尋ねると…「僕はそのつもりだったって…さっき迎えに行こうとしたら…反対されたんだよ」としょんぼりしている兄上を見たら…許してあげました。


「ゆぅちゃ~ん!会いたかったよ~ん!」と包容されました。僕は余りの強さに『グゲッ!』と変な声が出てしまい…調子に乗った兄上の頭に『チッョップ~☆』を挙げました。


兄上は痛くないのに涙目になって…そんなやり取りをしていたら…周りがとても静かなのに…

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