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 屋上にて――…。

 俺は綾川千隼。今はダチと屋上で昼飯を食っている。

「そういやお前らのクラスに美人の転校生が入ってきたらしいな」

 ナツこと折原夏斗が口を開いた。
 それに答えたのはセナこと岬瀬名。

 俺はねみぃ…。

「僕の隣なんだよ。優しい子だったなー」

 うっとりしているセナに言う。

「俺は見てねーから知らない」

 事実だ。寝ていた。
 寝れば寝るほど眠くなるのはなんでだ…?

「あんなに騒がしかったのに寝れるなんてすごいねー。僕は起きちゃったよ?」

「お前も寝てたんじゃねーか!」

「ははっ、そしたらなんと、目あけた瞬間におはようございますって。だから僕眠くても午前の授業受けたよ、寝ないで」

「面食いめ」

「お互い様」

「お前がそういうなら誰が落とせるか勝負するか」

 そう言ったのは俺。
 あとになって後悔することを俺は知らなかった。

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