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奇妙なソフィ

レビュー一覧

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  • 2010-10-11 12:03:36
    おすすめ度:★★★★

    「ソフィ」は、ソフィー・マルソーなどのように、フランス系の名前。「ソフィア」は、ソフィア・ローレンなどのように、イタリア系の名前。
     娘の年齢は不詳だが、「ソフィ」やら「ソフィア」やらの名前を日常的に使いこなしていることを考えると、恐らく、主人公の男は、映画をこよなく愛している男なのだろう。その傍らで、同じように映画を観ている娘が、感化されたのではないかと勝手に想像する。
     そうすると、娘の知能はかなり高いのではないかと思われる。くまのぬいぐるみは「ソフィ」であって、「ソフィア」ではいけないのだ。海洋生物は「ソフィア」であって、「ソフィ」ではいけないのだ。
     それぞれの国のことを知った上で、そう名付けているからである。
     その一方で、主人公の男は、何とも不可思議である。不可思議な部分は多々あるのだが、特に、この作品のタイトルにもなっている「奇妙なソフィ」と表現した男の心中が理解できないのである。
     ソフィを、なぜ奇妙だと感じたのか。海底を這っているからなのか? しかしそれは、男の妄想である。「死んだ」と言った娘の言葉を、受け入れることができない無意識の表れなのかもしれない。死んではいないぞ、海底を這っているぞ、という、大人としての威厳を誇示したいだけではないのだろうか。
     熊は溺れた(あるいは、落ちて負傷した)、だから死んだ、という、極簡単な論理を、男は理解できないものとしている。奇妙なのはソフィではない。この男である。この男自身が奇妙であるから、奇妙なものとして映ってしまうのである。
     そう、マーメイドが見えてしまう奇妙な男なのである。
    (あとがきで酷評を求められましたが、酷評になっているかどうかは分かりません)

  • 2010-02-18 20:27:06
    おすすめ度:★★★★★

    登場人物とソフィアの対比…というか距離感が素敵

    でも金渡しちゃ駄目でしょ、教育上(笑)とか思ったり

    娘かわいい

  • 2010-01-06 19:12:47
    おすすめ度:★★★★★

     子供は単純で直列で残酷ですね。二度と会うことのない別れなら、それは死んでしまったと同意。この感情を誤魔化す術を身に付けてゆくというのが、大人になるということなのかも(``


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