駅医*ツバサ
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完結2008/12/18 更新駅医*ツバサ/ 歩智子総閲覧数(20929) レビュー数(7) しおり数(113)
作品紹介
【第二回ポケスペ小説大賞特別賞受賞作品】逝く者が訪れる駅、此岸<しがん>に迷い込んだ『患者』や仲間との関わりを通して、一人の駅医が[私らしく生きる]答えを探すお話。
レビュー一覧
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2009-09-01 16:01:07おすすめ度:★★★★★
本格的な文章と
綺麗な表現…凄い…
なんだか読み終えてから
しばらくボーっと放心状態になってしまいました。ほんとにクオリティ高いです。
是非読んでほしい!
っつか絶対!
これは神作です!!! -
2009-08-13 16:26:43おすすめ度:★★★★★
ヒヨコは駅で立ちすくむ。助医、絆、電車、鎖。 ヒヨコは駅で出会う。駅医として、駅医の意味と役割を探しながら。自分自身の望む明日。生きること。自分らしくあること。そのいずれも答えを得ることは容易ではない。だからこそ、探すんだろうけれど。
切なくてやさしい物語は、人生に迷う等身大の姿を描きながら、時にかくも強くあり、ひどく心に響いた。探したい、と思った。……そして。
きっともし何かを間違ってしまったならば。それでもきっとこんなやさしく強い駅医たちと出逢えるならば。それもいいかもしれないな、と。ふとそんな気持ちにもなった。 -
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2009-04-13 18:09:40おすすめ度:★★★★
凄く自分の感情と向き合って書かれた作品だなと思いました。日々人は色々なことを考えながら生活していると思いますが、『自分』って何だろう?と思う瞬間があるとおもいます。素直に向き合う主人公が忘れかけていた何かを思い出せてくれたような気がします。
良い作品を有難う。 -
2009-03-21 19:11:52おすすめ度:★★★★★
現実は一筋縄ではいかない…キレイなコトバでハッパをかけられても、もう納得できなくなっている…。
コレが大人になるってことなのかな?…だけど、明日を生きたい…そんなあなたに、このファンタジーをおくります!
新米介護ヘルパー、飛鳥。他者とディープに向き合わないといけないハードな仕事。
眠りにつくと…夢の世界。そこには、彼女のもう一つの仕事場が…。
こういう状況におかれている人だからこそ、時間をかけ自分をしっかり見つめたいという強い欲求を持っていると思うので、リアリティーを感じました。