帆戦記Ⅰ ―隻眼の船乗り―
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完結2010/8/22 更新帆戦記Ⅰ ―隻眼の船乗り― / かるちぇ(元メガ猫)総閲覧数(8883) レビュー数(3) しおり数(13)
作品紹介
大海賊時代と呼ばれた18世紀のカリブ海は、硝煙と血なまぐささの漂う危険な海だった。
レビュー一覧
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2011-06-08 21:14:50おすすめ度:★★★★★
序盤は日本人であるショーゴの視点から、中後半は一水夫の視点で敵味方行ったり来たりしながら、次々ピンチが訪れる戦局に居合わせたような臨場感がありました。
最後まで尽きることなく続く高揚感。そして驚くくらい納得いく終わり方に私が豆鉄砲くらった思いです!笑)
面白く読ませていただきました!(o^∀^o) -
2010-09-18 08:30:44おすすめ度:★★★★★
18世紀、大海賊時代の物語を
テーマにした長編小説です。
(章毎に作品を分けられています)
内容描写が素晴らしく、詳しいです。
本場宛らの雰囲気に圧倒されました! -
2010-09-03 16:01:12おすすめ度:★★★★★
頁を開いた瞬間に物語の世界に誘い込まれます。単調な文章からは大海賊時代のカリブ海の気配が滲み出ていて、それはそこかしこに散りばめられた豊富な知識が掛ける魔法なのでしょう。視覚から入ってくる文字は鮮明な映像を脳内に描き、読んでいる間はまるで18世紀にタイムスリップしたような感覚でした。魅力的な登場人物達の息遣いが肌で感じられるかのようです。まだ物語の幕は上がったばかりですが、これからも充実した時間を与えてくれる――そんな期待を抱かせる魅力を、この物語は持っていると思います。