会員登録/ログイン

どうしようもない話5

「なっ解ってるから、だから止めようぜ。こんなの間違ってる。」


茶番劇が行われているのは、全校生徒が集まる講堂だ。

ステージにはやつれた生徒会長と怪我だらけのフツメン。
リコールしたのだ。仕事をしない他のメンバー。副会長以下ステージを見上げ、。

フツメンはカタカタ震え会長は冷静にモヒャモヒャを見る。

「なあ、こいつらだって寂しかったんだ。仲間だろ許してやれよ。」

尚もいい募るのは、2ヶ月前に転校してきたモヒャモヒャなちびっこだった。
生徒会長以外を虜にして軒並みイケメンを落としていく美形ハンター。

何時もつれ廻されていたのはフツメン長身、可哀想に脅えていた。代わりに制裁にあう度に怪我が増える。
ああ見えて首席なフツメン、最近は成績が落ちかけているらしい。
生徒会長は、天才だから問題なし。
今は、ステージ脇にいる。一番末席にいた俺は騒ぎから素早く動いていた。フツメンな先輩は俺を見て少し笑顔になる。頷いてまだ煩かったモヒャに後ろから近寄り頭をしばく
「いってー、何するん…………かおり」
魔王な笑みで
「兄さん、こないなとこで奇遇やなあ。」

笑顔で言えば、青くなるモヒャ。

「あ、いや、あの」
身体が副会長に向かって後ずさる。

ニコニコ笑顔でいれば
ざわざわする中、フツメンは一瞬力を弱めた。会長は目を細める。
「真中、」
「はい。」
「か、かおるくん」
「ちょいまちや」

笑顔なまま、副会長に対峙し、モヒャモヒャを一瞥して

「猿。ちいっと黙ってなや」
風紀委員長が焦ってやってきた。
「真中、お前な」
「委員長やっほー。会長たってんのも一杯やで。」
慌てて抱き上げ、ステージ端まで連れてゆく、まだざわざわする。
こゎな生徒会長は始めてなのだろ
モヒャは気が付かないのか大声で
「おい、智。小暮、苦しいのか。なあ、早く病院っ。」
「黙ってんか猿。副会長押さえてなや。」
ステージにあがり
「要先輩。」
ワナワナ震える先輩を抱き締めた。

/3ページ 

週間ランキング