会員登録/ログイン

~雪に消えた願い~


「ねぇ、悠(ユウ)君。
紙飛行機の作り方、もう一回教えて?」

「あぁ、いいよ。
でも、彩(アヤ)がこんな不器用だったとはなぁ、ははは…」

自室のベッドの上に小さなテーブルを置き、甘えた声で紙飛行機の作り方を教えるようねだる、俺の彼女、彩。


彼女は今“記憶が無くなる”という病気…“若年性アルツハイマー”と闘っている。

俺達が出会った時には、既に発症していて病気はかなり進行していた。


.

/16ページ 

週間ランキング