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白の少女 黒の少年

***

此処ではない何処かにその世界はあった。

大きな大陸が一つあり、その周囲に中小の島々が点々と存在していた。
大陸は四つの国に分かれた。
南のセレーノ国。
北のネーヴェ国。
西のデゼルト国。
東のブラテリーア国。

セレーノ国は、太陽の国とも言われるほど晴れの日が多い国であった。そのおかげか、陽気な雰囲気が漂う民が多くいた。

その逆にネーヴェ国は、曇りや雨が多い国であった。そして、冬の訪れが早く、平均的に気温が低かった。そのためか、永久凍土の土地も多く、民が住めない場所も多かった。

デゼルト国は、国土の大半が砂漠であった。大半の民が点々と移動し、家畜を追って生きていた。

最後のブラテリーア国は春夏秋冬、四季があり作物が育てやすい気候をしていた。しかし、昔から民のことを考えない貴族が多く、内乱が度々起こっていた。


国によって気候が違うため、豊かな生活を得ようと、太古から争うことが多々あった。
他にも人種・宗教などの違いから、時には大きな戦争が起こることもあった。

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